バリアフリー改修10|台所・洗面所の改修ポイント

バリアフリーのキッチン

キッチン・洗面所|バリアフリー改修のポイント

キッチン・洗面などの水周り設備を使いやすい高さに設計することで、より自立した生活を送ることが出来ます。高齢者にとっても、介助者にとっても大切なことではないでしょうか。 火やお湯を使う設備の老朽は思わぬ事故につながることがあります。ちょっとした配慮で防げる事故もあります。

水栓金具のバリアフリー

温度調整が難しかったり、「ひねる」操作がしにくい場合、水栓金具を変更してどうでしょうか?又、ひねるタイプの水栓にも簡単に取り付けられるレバー式の補助具も市販されています。 レバー式のワンハンドル・タッチ式のもの。又症状によってはフットレバーのものなど。 水栓金具のバリアフリー ※熱湯が急に出たり、お湯の温度が不安定な給湯器はサーモセンサー付きの水栓金具に変更する。

キッチン・洗面台の高さのバリアフリー

利用する状況により使いやすい高さが違います。昇降機能付きの洗面台もございます。御家族構成によっては効果が高いかもしれません。 洗面台の高さイメージ 低めの設計と、足元にスペースを作ることで車椅子対応に。又、椅子に座っての身づくろいも可能になります。 車いすや座っての身づくろい

キッチンのバリアフリー

立ちっぱなしの作業になりがちなキッチンスペース。スツール等を持ち込むことで座って作業することも出来ます。 システムキッチンだとなかなか高さの調節がしにくいのですが、パーツを組合せて自由なレイアウトを作ることも出来ます。危険のないよう機器の置き場所、高さなどに工夫しましょう。 写真のスツールは荷重をかけるとブレーキが解除される仕組みになっています。安全面へも配慮が必要です。足元をオープンにしたシステムキッチン。 水栓はタッチ式 吊戸は下に下りてくるタイプのもの IHクッキングヒーターグリルレスで換気扇連動 昇降機能付きのテーブルワゴン

IHクッキングヒーターについて

ガス台が危ないからと、IHクッキングヒーターを希望される方が増えています。火の出ないIHクッキングヒーターは確かに安全性・清掃性に優れています。加熱力もガス調理器以上のカロリーが得られ、タイマーなどの機能も充実しています。 しかし、調理をする上で加熱方式が大きく違うので、年齢の高い方で慣れないで使いにくいとおっしゃる方も多いのです。各電力会社などでは実際にIHを使ってのお料理教室など安価に(あるいは無料で)行なわれていますので、正しく理解した上での導入をおすすめしています。気分の優れない日はキッチンに立たずにお茶が飲めるなどの工夫はいかがでしょう? 卓上の電気ポットや卓上IHなどは安価に設置できるのではないでしょうか? IHクッキングヒーター料理教室写真は東京電力川越ショールームでのお料理体験教室の様子。

バリアフリー改修9|トイレ・浴室温度変化も

温度もバリアフリー|快適な生活が在宅介護時の事故を予防します

壁掛けの暖房機 洗面脱衣室・トイレ・浴室での事故に温度差により発作を起こしたおれるなどの事故も多く発生しています。
冬期は暖房器具を使う、浴室を暖めてから利用するなど、室内の温度差を少なくする工夫をしましょう。

浴室スノコの設置で、段差解消と同時にタイル床の冷たさの軽減にも役に立ちます。
からり床すのこ

トイレの改修例

トイレで用を足す場合、ドアの開閉、脱衣・着衣、座る為の向きを変える、着座またはしゃがむ、立ち上がるなどいくつもの動作が必要になるので、それぞれの動作が円滑に行なえるように考慮します。

  1. 汲み取り式の便所は水洗トイレに買えて、洋式便器に変更すると使い勝手がよくなります。
  2. 洋式に変更できない場合和式便器を腰掛型の便器に変更する便座もあります。
  3. 内開きの開き戸は引き戸もしくは外開きに変更したほうが良いでしょう。トイレ内で転倒・発作などがあった場合に外から空けられなくなる可能性があります。
  4. 便器の横に介助が動けるだけのスペースを確保できるように工夫しましょう。スペースが不足の場合廊下等の隣接のスペースも含め間取りに考慮しましょう。

トイレ用手すりプラン
衣類の着脱、方向転換・立ち上がりに縦型手すり。排便しやすい前傾姿勢を支える為に跳ね上げ式の前方ボードを取り付けた例。
リモコン洗浄の水洗方式にすると、後ろを振り向き手を伸ばして水を流す水を流す動作がなくなります。

和式トイレの改修例です。大規模な改修が出来ない場合でも置き型の便座で使いやすいトイレが作れます。
和式にかぶせる便座でしゃがむ動作をなくす。
立ちすわり・座位姿勢を補助する床固定式の手すりを設置
便器位置が高いので足元にステップ。
紙巻器も片手で切ることが出来るワンハンドカットのものを。
リモコン式ウォシュレットで振り向く動作をなくす。
スペースにより必要があれば立ち上がりようの縦手すり横移動用の横手すりを追加しても良いでしょう。

浴室改修例

浴室内での動作は、移動する、座る、立つ、またぐなどの動作の組合せです。特に「またぐ」という動作は高齢者にとって難しい動作のひとつです。また、滑りやすい床タイルなどの場合注意が必要です。

  • 浴室のバリアフリー基準面積は2.5㎡(1.8×1.4)又は(1.6×1.6)となっていますが、マンションなどで浴室面積が広げられない場合も多く見うけられます。
  • 浴槽のふちの高さは、またいで入浴する場合40cm程度。ふちに座ってから片足づつ入浴する場合45~50cmくらいが適当です。
  • 移動が出来ない場合、浴室と洗い場の段差をなくしベッドから浴室までシャワーキャリーで移動しシャワー浴をする方法などがあります。


浴室プラン例
入り口、浴そうをまたぐ、立ち座りなどの動作部分に縦の手すり、移動用の横の手すりが設計されています。
手を使わずにシャワー位置を固定できるシャワーバー
シャワーチェアにあわせた洗面器の置き台
水栓も温度設定がしっかりした使いやすいものを選びましょう。熱湯でのやけど等も報告されています。
今様のユニットバスは浴槽ふちに座れる様面積を取り、高さも45センチ程度に作られている場合が多いようです。
床はすべりにくい材質のもので、入り口部分の段差はなるべくないようにするのが理想です。
壁付けの暖房機が設置されています。
症例にあわせ福祉機器など上手に利用しましょう。

バリアフリー改修8|廊下・玄関・アプローチ

廊下・玄関・アプローチ|バリアフリー改修のポイント

室内を安全に移動するには、「段差をなくす」「通路幅を広く取る」「開き戸を引き戸に替える」などの対策が考えられます。
又、スリッパを履いている時の事故も多くなっています。

玄関は靴の履き替え時にバランスを崩す、玄関マットやスリッパにつまずく、上がり框を踏み外すなど、事故の多い場所です。

廊下の改修例

各部屋へ入り口に段差がある場合、三角の段差解消スロープを設置する、廊下部分を床上げするなど段差を解消する為の方の方法があります。各住居ごとにおすすめの方法があるかと思いますのでご相談下さい。

移動用手すりはなるべく連続してつけたほうが良いでしょう。当事者の日常動作を確認し設計をするようにしましょう。
必要に応じて着脱できるブラケット
※必要に応じて着脱できるブラケット

玄関のバリアフリー改修の例

踏み台を設けて段差を小さくします上がり框が18cm以上ある場合は、踏み台を設けて段差を小さくします。

立ったまま履き替えをする場合には、縦型の手すりと併用すると安全です。

上がり框に座って靴を履き替える場合、框が低いと立つのが大変などで腰掛台等を設置すると楽になります。

グラグラすることのないよう、ゴムの滑り止めや金物併用し安全に設置するようにしましょう。

段差にあわせ角度をつけた手すりを設置※玄関が階段状になっていますので段差にあわせ角度をつけた手すりを設置しています。

折りたたみの出来るベンチ折りたたみの出来るベンチなら少ないスペースにも対応できるでしょう。

引きこもってしまわない工夫リビングからデッキへデッキからスロープを延ばし外出。体に不調が出たときにも引きこもってしまわない工夫

玄関ポーチ・庭から公道などの段差

多くの住宅では玄関ポーチと庭・庭と公道の間に段差がありますが、既製品のスロープ・ステップなどで段差を軽減しましょう。又、必要な部分にはステンレス製などの外部用手すりなども併用すると安心ですね。
外部用手すりの例樹脂グリップ 外部用手すりの例樹脂グリップ
折りたたみの出来るスロープ折りたたみの出来るスロープ

車椅子・歩行補助具の利用

車椅子を利用する場合通路には78cm以上の通路幅が必要になります。十分な幅がえられない場合少し幅の小さい車椅子を利用するなどの対策が考えられます。

同じく車椅子を利用する場合、トイレなどの入り口は引き戸の場合で80cm程度の開口を必要とします。
カーテンなどに変更すると開口を広げることが出来ます。

洗面・脱衣室・浴室・トイレなどをひとつにまとめるなど、間取りプランによって必要な開口を作り出すことも考えられます。

バリヤフリー7|手すり設置のポイント

要介護者の利便性にあわせ介助する側の視点も重要です。

バリアフリー改修を進めるにあたっては、要介護者の利便性を考えるのはもちろんですが、介助する側の動作、使い勝手などの視点が重要です。第三者に相談すると同時に家族ないでも話し合いを持ちましょう。


歩行が難しくなった時に、一番先に思い浮かぶのが手すりの利用です。実際に住宅改修で最も要望の高いのが手すりの設置です。
取り付け場所は、重要度の高い順番に階段、廊下、浴室、トイレ、洗面・脱衣室、玄関になります。

手すり設置のポイント

  1. 浴室・トイレでは利き腕側に、そのほかは片側に取り付けます。手すりの直径は28ミリから40ミリの太さから選びましょう。
  2. 手すりには、縦型・横型・L字型など様々な形状、長さがあります。場所と用途に応じて使い分けます。
  3. 移動用の手すりはなるべく連続したものが良いでしょう。エンドに服等ひっかかりのないようおさめにくふうをします。
  4. 取り付ける場所は当事者の実際の動きを良く観察して位置と高さを決める必要があります。
  5. 手すりにはいろいろな材質のものがあります。浴室にはアルミ製・樹脂製のものを、その他の場所は木製・外部にはステンレスのもの・ステンレスに樹脂を巻いた物などがあります。
  6. 壁の中に手すりをつける下地材がない場合、強度を保つ為、補強版を打ち付けるなどして下地を作ります。
  7. 浴室の壁がタイルの場合はドリルでした孔を開けコンクリート釘止めにします。
  8. ユニットバスなどの中空構造のものは特殊なアンカーを利用したものもあります。

専門家に相談しましょう

※使いやすい手すりには科学的な理由があります。又、不安定な施工は逆に安全性を欠いてしまう事例になりかねません。
設置の計画も、設置工事についても専門家に相談しましょう。

  1. 住環境福祉コーディネーター…医療知識と建築技術が必要な資格です
  2. 地域のケアワーカー等に相談する。
  3. 介護福祉に精通した工務店・工事店に相談する

バリアフリー改修6|介護保険の適用サービス

介護保険の適用できるほかのサービス

要介護など状況に応じて介護保険の使えるサービスは下記のよう。
市町村窓口やかかりつけの病院・のどで相談するとケアワーカーさんがそのほかの状況に応じてアドバイスをしてくれます。自分はどうだろう?うちの親はどうだろう?と思ったら市町村の窓口に相談してみるのも良いでしょう。

介護保険で利用できるサービス
住宅改修 福祉用具(購入) 福祉用具(レンタル)
  • 手摺の取り付け
  • 段差解消
  • すべりの防止及び移動を円滑にするための床又は通路面の材料の変更
  • 引き戸などへの扉の変更
  • 洋式トイレなどの便器の取替え

  • 腰掛便座
  • 特殊尿器
  • 入浴補助用具
  • 入浴用いす
  • 浴槽用手摺
  • 浴槽内いす
  • 入浴台
  • 簡易浴槽
  • 移動用リフトのつり具の部分

  • 車椅子
  • 車椅子付属品
  • 特殊ベッド
  • 特殊ベッド付属品
  • 床ずれ予防用具
  • 体位変換器
  • 手すり
  • スロープ
  • 歩行器
  • 歩行補助杖
  • 俳諧感知器
  • 移動用リフト
  • 段差解消リフト
  • 垂直移動のみの入浴リフト
  • 立ち上がり補助いす
  • 入浴リフト スライディングボード、マット 六輪歩行器
一人原則一回のみ20万円
自己負担一割
一人年間に10万円、
自己負担一割
介護費用に含まれる、
自己負担一割

※市町村によって、表現・規定が若干変わるようです。

相談にしっかり乗ってくれる機関を見つけましょう。

※要介護認定を受ける状態の方が自宅での生活を続けて行くためには、住宅改修だけでなく状況に合わせた福祉用具を使うことが必要になります。
※一時的に必要な福祉用具などはレンタルできる場合も多いです。
※状況に応じた助言をしてくれる機関・しっかりと相談に乗ってくれる機関を見つけましょう。

バリアフリー改修5|要介護者のためのバリアフリー改修

要介護者の為のバリアフリー改修

急速な高齢化の進展に伴い、寝たきりや認知症の高齢者が増え続けています。介護問題が、老後生活のもっとも大きな不安要因となるなかで、2000年(平成12年)から介護保険制度がスタートしました。
平成22年高齢社会介護グラフ
平成25年には4人に一人が65歳以上の高齢者であるという予測 介護保険の被保険者は、65歳以上のお年寄り(第1号被保険者)と40歳から64歳の方(第2号被保険者、医療保険に加入し、特定疾病によって要介護状態になった方)に分かれますが、ここでは65歳以上のお年寄りを対象としたバリアフリー改修について紹介していきます。

介護や支援が必要になった場合、住所のある市・区役所、町村役場に「要介護認定」の申請をして、介護認定審査会にどの程度の介護、支援が必要かを認定してもらいます。

要介護状態の区分と状態の目安

要介護状態区分 状態の目安 利用限度額
要支援1
  • 食事や排泄など身の回りのことはほとんど一人でできる
  • 立ち上がりに支えが必要なことがある
49,700
要支援2
  • 身の回りのことなど日常生活の一部に何らかの支援が必要
104,000
要介護1
  • 身の回りの世話など日常生活に部分的な介助を要する状態
  • 認知力・理解力などに衰えが見られる場合がある
165,800
要介護2
  • 食事や排泄、入浴、洗顔、衣服の着替えなど日常生活に多くの介助を要する状態
  • 認知力・理解力などに衰えが見られ、問題行動が見られる場合がある
194,800
要介護3
  • 食事や排泄、入浴、洗顔、衣服の着替えなど日常生活に多くの介助が必要な、中程度の介護を要する状態
  • 多くは立ち上がりが自分で出来ない。歩行が自分でできないことがある
  • 認知力・理解力などに低下が見られ、問題行動がいくつか見られる場合がある
267,500
要介護4
  • 日常生活全般にわたり全面的な介護が必要となり、介護無しには日常生活を行なうことが困難な状態で、重度の介護を要する状態
  • 認知力・理解力などに著しい低下が見られ問題行動が増えてくる場合が多い
306,000
要介護5
  • 日常生活全般にわたり介護無しには日常生活を行なうことが不可能な状態で、最重度の介護を要する状態
  • 意思の伝達がほとんど、または全くできない場合が多くなる
358,300

※金額は月の上限額です。限度額内のサービス利用は負担額1割、それを超えた分は自己負担になります。

専門家に相談しましょう

※上記月額以外に20万の住宅改修費を申請により使うことが出来ます。何度かに分けても利用することが出来ますが、後々別のところの改修を望まれる声を聞くことがあります。
個人の症状にあわせた改修は医療機関を含めた専門家によくよく相談しましょう。

  1. かかりつけの医師・診療窓口に相談する。
  2. 市町村の窓口に相談する。
  3. 地域のケアワーカー等に相談する。
  4. 介護福祉に精通した工務店・工事店に相談する。

ご家族を含めた生活環境・生活動線の確認が大切です

☆通常のリフォームをご希望の方にも10年先を見据えたリフォームをおすすめしております。
バリアフリー住宅はご高齢者の方だけでなく全ての人に住みやすい住宅です。手すりだらけの住宅ではない、住む人全てに優しい住宅を日々研究中です。

バリアフリー改修4|トイレ・浴室での事故防止

トイレ・浴室での事故防止


☆浴室での事故が多いのは
①足を滑らせて転倒する
②居室との温度差による血圧の上昇で脳や心臓に発作を引き起こす
③熱湯によるやけど

☆トイレ内でも共通の事故例が挙げられます。

☆日常使いやすい環境にすることで、事故防止はもちろん高齢者の自立した生活にもつながりますね。

浴室改修のポイント

  1. 冬場は脱衣室・浴室に暖房をいれ温度差を少なくしましょう。血圧上昇や・脳・心臓の発作の防止
  2. 洗い場にスノコを敷いて転倒の予防と脱衣室からの段差を少なくしましょう。
  3. 扉は、引き戸・折れ戸が望ましくガラス面には安全フィルムをはる。(衝突時の怪我の予防)

トイレ改修のポイント

  1. 冬場は暖房を入れ温度変化を少なくしましょう。
  2. 和式便器は洋式便器に仕様を変更しましょう。転倒や発作の防止になります。

バリアフリー改修3|階段・廊下での事故防止

廊下・階段での事故防止

当社施工例|階段手すり
廊下は、キッチン、居間、寝室、浴室、トイレなどの部屋をつないでいるため、移動がしやすいことは生活するうえで大変重要です。一方、階段はもっとも事故が多い場所ですから、特に注意が必要です。

改修のポイント

  1. 大きな段差より地位差の段差のほうがうっかりしてつまづきやすいので、3ミリ以上の段差には三角形の断面の面木などをあてて、段差をなくす工夫をする。
  2. 出来るだけ通路幅を広く取って手すりを連続して設置する。
  3. 階段には出来れば両側に手すりをつけることがベストですが、片側にしか付けられない場合には、降りるときの利き手側を優先する。
  4. 夜間は足元を明るくして視界を確保する。

toto段差解消TOTOフリースタイル手すりパナソニック足元灯パナソニック階段等ほたるライト

住宅での事故の予防と要介護者のためのリフォームのポイント


☆加齢による体力・視力・判断力の低下は個人差はありますが、誰にでも感じられる瞬間が来るのです。
心配事は早めに相談。お医者様に健康相談をするように、住宅の不安を感じたら私どもにご相談下さい。
住み慣れた住宅だから気がつかずにいる落とし穴を的確に診断します。
☆ここではリフォームを離れ広く情報を集めてみました。

バリヤフリー改修とは?

  1. バリヤフリー改修とは?… 「障壁(バリア)」を「除去する(フリー)」こと!
  2. 事故を防ぐ為のバリアフリー改修…家庭内事故による死者数は年間7000人!
  3. 廊下・階段の事故防止…移動の多い場所は事故も多い!
  4. 浴室・トイレの事故防止…段差・温度差のバリアフリーを!
  5. 要介護者のためのバリアフリー改修…介護保険や公共サービスを上手に使いましょう。
  6. 介護保険の適用出来るほかのサービス…市町村かかかりつけのお医者様に相談!

バリアフリー改修の部位別ポイント

  1. バリアフリー改修のポイント 手すり
  2. バリヤフリー改修のポイント 廊下・玄関・アプローチ
  3. バリヤフリー改修のポイント トイレ・浴室
  4. バリアフリー改修のポイント キッチン・洗面台

通常のリフォームをご希望の方にも10年先を見据えたリフォームをおすすめしております。
バリアフリー住宅はご高齢者の方だけでなく全ての人に住みやすい住宅です。手すりだらけの住宅ではない、住む人全てに優しい住宅を日々研究中です。

家庭内事故を防止する|バリアフリー改修2

 厚生労働者の調査によると、家庭内事故による死者数は年間7千人を超えています、被害は老人と子供に集中しますが、なかでも65歳以上のお年寄りが全体の70%以上を占めています。

誰しも加齢は避けられません。気づかないうちに運動能力は下がってゆきます。膝が上がりにくくなり今まで気にしていなかった少しの段差に脚をとられて転んでしまう。そんなことってありませんか?

スリッパを履いているときは特に多いようです。つまずいて転倒しそうになった場合に、身を守るための反射的な動作を取ることが難しくなり、筋力が低下しているうえに、骨粗鬆症も加わると骨折を起こしやすくなります。また、冬場は部屋によって温度差が大きく、暖かい部屋から浴室やトイレに行ったときなど血管が収縮して脳や心臓に発作を起こしやすくなります。

今まで当たり前のように出来ていたことがだんだん難しくなってくるわけですから、家庭内での危険箇所の改修の必要性が出てきます。

自宅内での転倒事故(内閣府の調査より抜粋)

■自宅での転倒事故■60歳以上の方への住宅環境意識調査より抜粋(H17)

(1)自宅内での転倒事故

自宅内での転倒事故についてみると、この1年間に転んだことのある人は10.6%と1割の人が自宅内で転倒している。

年齢階級別にみると、年齢が高いほど転倒事故の割合が高く、「85歳以上」では25.3%と4人に1人の割合となっている。

(2)転倒した場所

転倒した場所についてみると、「庭」が26.5%と最も高いが、前回調査(平成13年)と比較すると、「庭」の割合は減少し、「玄関・ホール・ポーチ」、「廊下」及び「浴室」の割合が増加している。

(3)けがの有無等

自宅で転倒した人のけがの状況をみると、「けがはなかった」が37.5%で、転倒した人の約6割が何らかのけがを負っている。

バリアフリーとは?|バリアフリー改修1

高齢者や障害者が社会生活をしてゆく上で「障壁」(バリヤ)になるものを「除去」(フリー)すること。物理的、社会的、制度的、心理的な障壁、情報面での障壁などすべての障壁を除去するという考え方。※国土交通省パンフレットより転載

広い意味で使われる言葉ですが、住宅リフォームにおいては住宅での事故を出来るだけ防止し、加齢による身体機能の低下、障害があっても安全に生活が出来るよう、住宅の構造設備を整える改修もしくは設計の事を指すと思います。

伝統的な日本の家屋は敷居があり、和室は廊下の床面より一段高いなどの特徴があります。年を取ってすり足で歩くようになってくると、ちょっとした段差でも転倒や骨折につながる危険なバリアとなってしまいます。転倒や骨折の事故から、寝たきりや死亡につながることも珍しくありません。

また、家の中の環境だけでなく、日本人の生活習慣や価値観もバリアのひとつになっている側面があります。
たとえば、お年よりは寝起きがしやすいベッドを使いたがらず、椅子に座って過ごすのが楽であっても、たたみの上に横になるといった具合です。

三世代同居のイメージイラスト
三世代同居のイメージイラスト

住宅で困っていること(内閣府の調査より抜粋H17調査)

住宅で困っていることが「ある」と答えた方は4割を越えていました。


老朽や借家の場合の不安・経済的な不安など「困ったこと」は多岐にわたります。持ち家の場合は設備機器や間取りの変更・段差解消など家庭内事故を防ぐために住宅改修は有効です。

トイレの手すり施工

跳ね上げ式手すり

 雪の降る中、老人ホーム?最近は違う言い方があったような…。

とにかく介護付の福祉施設内・占有スペース内のトイレに、

症例にあわせた手すりの設置を、とのことで伺ってきました。

跳ね上げ式手すり
跳ね上げ式手すり

跳ね上げ式手すり

便器のふたははずして、背もたれを付けます。

左右の腕は跳ね上げの形で動かせますので、介助の必要のあるときも

邪魔になりません。

立ち上がりの動作を助けます。

更に壁にLがたの手すりを取り付けました。

立ち上がりを補助すると同時に、

脱衣時にお使いいただけるよう、通常とは逆に、入り口ドアーに向けて、

横手すり部分を延ばしました。

御自分での利用ができることが、第一です。

症状にあわせて御提案をできればと考えております。

お気軽にご相談ください。